浮気調査にボイスレコーダーは絶対NG！！
その理由と
浮気調査で損しない方法を紹介

こんなお悩みありませんか？

浮気調査で使えるボイスレコーダーってどんなもの？
ボイスレコーダーの証拠能力は？
配偶者の浮気の証拠をボイスレコーダーで取りたい
盗聴は違法になるのではないかと心配
パートナーが本当に浮気をしているのか確かめたい

そんな風にボイスレコーダーを使って
浮気の証拠を集めようとしている方、ご注意ください。

ボイスレコーダーによる浮気調査は
以下の３つの理由からおすすめできません。

NG理由１：証拠能力が低い

まず、そもそもの話になりますが
ボイスレコーダーはそれ単体で証拠として使うことは不可能です。

というのも、証拠能力がある浮気の証拠の絶対的な条件としては
「不貞行為(肉体関係)を立証すること」
となります。

ただ、ボイスレコーダーの場合、
映像が無く声しか録音されませんので、
・その声が本当に配偶者のものなのか
・いつ＆どこで録音されたものなのか
・本当にその音声は不貞行為中の音声なのか
などという部分を音声のみで立証することは非常に難しいです。

そのため、
ボイスレコーダーだけで不貞行為の証拠を立証することは極めて困難の為
何かの証拠と合わせて提出する必要があり
ボイスレコーダー単体としての証拠能力が非常に低いのが現状です。

NG理由２：雑音などが入り、証拠として使いにくい

また、ボイスレコーダーを使って証拠を集める時に
気を付けないといけないポイントとして「音質」があります。

というのも、
出来るだけバレないようにボイスレコーダーを設置しようと思うと
見つかりにくい場所にボイスレコーダーを設置する必要がありますが
音源とボイスレコーダーの距離が遠いと音質が悪く、
せっかく録音したのに、音声がノイズだらけという可能性が高くなります。

実際、
証拠集めをボイスレコーダーで行おうとしたけど
録音された音声が服がこすれる音と聞こえにくい小さい音声ばかりで
何の証拠にもならなかった
という声が多く寄せられています。

このように
ボイスレコーダーではっきりとした音声を録音することはかなり難しい状況です。

NG理由３：バレた時に損害賠償の可能性がある

また、浮気調査のためにボイスレコーダーで盗聴していると
バレた時の損害賠償のリスクも実際に考えないといけません。

というのも
実際、令和2年に東京で
浮気調査のためのボイスレコーダーがばれたことで
損害賠償を請求される事例がありました。

(令和2年8月24日東京地裁)
妻が、夫の言動を録音するため、
妻の外出中に自宅にICレコーダーを設置した行為について、
「一般に、
他者が自宅で過ごしているときの状況を
本人の了解を得ずにICレコーダーで盗聴する行為は、
特段の事情がない限り、違法というべきであるところ」として、
不法行為の成立を認め、50万円の慰謝料支払いを命じた。

つまり、慰謝料請求をするためにボイスレコーダーを使ったばっかりに
それがバレて逆に慰謝料請求される
という可能性も十分にあるんです。